はじめに
オープンソース唯一のマーケティングオートメーションツール 「Mautic」 のバージョン2.1リリースがありました!
リリース内容を簡単にですが、追っていきたいと思います。
※ リリースされた内容を元に個人的に解釈した内容を記事にしておりますので、一部誤っている可能性もあります。あらかじめご了承ください。
キャンペーン管理
カスタムテーマ
自前で作成した独自のテーマをアップロードすることで、ランディングページ / Eメール / フォームに繰り返し利用することができます。
尚、テーマのカスタマイズは公式ドキュメントにて詳細を確認できます。
ランディングページ / Eメールに多言語対応での動的コンテンツ化
コンタクトが利用しているブラウザ情報から、利用している言語を判別し、コンタクトに関連付けができるようになりました。
ランディングページとEメール送信時は、それぞれのコンタクトが利用している言語に基づき、動的にコンテンツを表示できるようになります。
※ 翻訳版が存在する場合
新しいキャンペーンビルダー
キャンペーンビルダーがより、スピーディーかつ直感的に利用できるようになりました。
利用可能なアクションのリストは、各キャンペーン項目の「+」をクリックすることで表示されます。
コンタクト管理
プログレッシブプロファイリング
既に Mautic 側にコンタクト情報が登録されている場合は、登録済フィールドを動的に非表示する事ができます。
これまでは資料ダウンロードページなどでフォーム項目が多いと離脱しがちだった部分が、登録済フィールドが非表示になるため、離脱率が軽減できます。
タッチ管理
管理者は、コンタクトに対し、特定のチャネル(メール / SMS )を介して送信制限を設定することができます。
送信制限は システム全体 / コンタクト毎に設定することが可能となり、これにより運用担当者がコンタクトへの過剰な接触を防ぐことができます。
タイムライン機能の新しいインターフェイス
これまでコンタクトの履歴詳細はタイムライン形式で表示されていましたが、フィルタ機能 / タブスペースが用意されて、より一層読みやすくなりました。
レポーティング / トラッキング
SMSとWeb上のレポート
SMS送信 / Webプッシュ通知をを介したコンテンツはトラッキングされ、作成者 / 日付 / カテゴリ等の詳細なレポートで表示します。
デバイスの粒度
Eメール / ランディングページでコンタクトがタブレット / モバイル / デスクトップ等の各デバイスから閲覧したデータを表示する事ができます。
デバイス情報レポートは、コンタクト詳細画面やレポート画面の電子メール / ランディングページで利用可能です。
統合
Salesforceへの統合が拡張
Salesforceのコンタクト情報からMauticのコンタクト情報に同期されるようになります。
ランディングページにビデオ機能の追加
ランディングページに Vimeo / YouTube や、MP4プラットフォームからビデオを挿入することができます。
コンタクトが動画を閲覧した時間は、コンタクト詳細画面のタイムライン上で表示されます。
まとめ
先ほど、2.1にアップデートして軽く触っていますが、日本語翻訳がだいぶ進んでいて、直感的に触りやすくなっていました。
ここ最近、次々とリリースを続けている Mautic はより、強力なマーケティングツールになるのではと思ってます。
札幌でも勉強会を開催していますので、ご興味ある方はぜひご参加お待ちしております。
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