はじめに
1月26日(金)、コミュニティマーケティングのためのコミュニティ、Community Marketing Community(通称 CMC) の Meetup が札幌でも開催される事になり、キックオフイベントに参加してきました。
最強寒波の影響でかなり寒かった19時開始にも関わらず、コミュニティを運営されている方や、札幌のマーケターな方など、17名の皆さまに参加いただき、熱気冷めやらぬ盛会となりました。
[Session] 「顧客が顧客を呼ぶ」コミュニティマーケティングのキホンとギモン
以前は AWS で日本のマーケティングを統括、現在は複数の会社のパラレルマーケターとしてご活躍の 小島 さんから。
当日に感じたこと
・どう「自分ごと」にさせるか。
・フェラーリはしってるけど、乗りたいとは思わない。でも、フェラーリブランドのシャンパンなら、飲んでみたい
・マーケティングは恋愛にている。
・誰に何をどう伝えるか。
・現代におけるコミュニティの意味合いとは、「目的・理念を共有する人の集まり」
・理解する・自分ごと化・実践する。
・マスマーケティングの性質として、リーチできるが、興味を引けるわけではない。そしてリーチすればするほど、コスト増。
・B2Bマーケティングにおいて、ボーリングのストライクを狙う事、そのために1番ピンに当てる必要がある。
・”たまたま” ”確率をどう上げていくか。
・ビジネスにおいてのボーリングピンは並んでいない。 バラバラ。
・メーカーはよくスペックを発信するけど、実際の使い方(商品レビュー)はユーザのほうがケース数が圧倒的にある。
・商品レビューはお金では買えない。最近はインフルエンサーマーケティングは実際のユーザが情報拡散してるケースがすくないので、長続きしない。
・ただのインフルエンサーとファンとでは性質が異なり、ファンがインフルエンスすると長続きし易い。
・マーケットの三角形は底辺も高さも大事。
・サブスクリプション(継続課金型)モデルは、契約した後の計測が難しい。コミュニティマーケティングを利用することで、LTV(ライフタイムバリュー:顧客生涯価値)に良い。
・コミュニティの育て方は、焚き火と一緒。種火からいきなり生木を入れてはいけない。
・“デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」 | TED Talk
・1つのアウトプットで、多くのインプットが得られる
・コミュニティマーケティングには、ファンを見つける・センターを配置する・期待値をコントロールする
・リーダーの探し方は、懇親会などの立食で、ファンが多い人で、人の話を聞きながら、気配りできる人を見つける
・コミュニティの肥大化に伴い、興味の分野が別れてくるので、支部と作る。2ピザルールと一緒。
関連URL
* CMC_Meetup — コミュニティマーケティングのためのコミュニティ、始めました。 – マーケティング、エバンジェリズム、ときどき旅。
* 「Community Marketing Community in Sapporo」 Tweetまとめ #CMC_Meetup
まとめ
とても有意義なイベントを開催することができました。
個人的には、実際に参加することで、どのようにグロースさせるか実体験している感覚を得られたと思いました。
今回の得た情報を元に、実際に運営しているコミュニティ活動にも取り入れてみたいと思います。
おまけ
別用があって、懇親会には参加できませんでしたが、懇親会の方でもみなさん、いい情報交換ができたようです(笑)