[ レポート ] JP_Stripes in サッポロ キックオフイベントに参加しました
はじめに
4月10日(火)、オンライン決済プラットフォーム stripe のためのコミュニティ、JP_Stripes の stripeキックオフイベントが札幌でも開催 されました。
会場は株式会社キットアライブさまのセミナールームにて行われました。
[Session 1] JP_Stripes in サッポロ キックオフ
以前は AWS で日本のマーケティングを統括、現在は複数の会社のパラレルマーケターとしてご活躍の 小島 さんから。
雑感
- Amazon Go の登場、
- 日本のキャッシュレスは世界と比較して遅れている
- 人口減少によるGDP縮小。同じやり方でビジネスをしていては勝つことはできない
- これまで決済系機能を実装するには、様々なハードルを乗り越える必要があった
- stripe が決済にまつわる様々なハードルをサポートしてくれる
- SaaS系の決済機能をライブラリとして、 stripe は特に有効
- キャッシュレスはサービスのUXに効く
- BitCoin は 現時点で決済との相性が悪い
- スタートアップを始め、国内大手企業も導入されてきている
- AWS(月末請求) と stripe(月初入金) を使うとキャッシュフロー経営に良い
- トークンをりようしているので、カード情報はすべて stripe 側で管理
- stripe では機械学習で不正カードの検知をしている
- AWS + Stripe をバックエンドにして、スマホだけで対面決済可能なサービス ONE PAYMENT
[Session 2] SORACOMを利用した自社開発農業IoTデバイスの課金をStripeでやってみた
お次はアグリテックビジネスをされている農業情報設計社 田名辺さん
雑感
- 農業版カーナビ AgriBus-NAVI の 走行データをクラウドに保存できる AgriBus-Connect
- 回線利用料をサブスクリプション課金する為に、Stripeを利用
- 開発者視点になっているので、SDKも豊富。ドキュメントも英語だが、わかりやすい。
- 本番環境への申請が他の決済サービス違って早い
- クレジットカード情報は自社サーバを経由せず、直接カード情報にふれることはできない(重要)
- 決済後、SORACOM アカウント開通
- Stripe のあらゆるAPIリクエストには meta データを含める事ができる
- SIM識別情報を埋め込み、管理情報に使用
- 調査から導入まで1ヶ月半でサブスクリプション実装完了
[Session 3] Square利用者から見たStripe雑感
お次は Mr.Cloud(クラウドおじさん) こと、ラジカルブリッジ 斎藤さん
雑感
- これまでkintoneプラグイン カレンダーPlusには Square請求書を利用
- 管理画面を手動で操作していたが、Stripe でこれまでの処理が自動でできそう
- Square にもAPIが昨年5月より提供されている
- 初心者は 多機能性について見る というページがオススメ
- Elements より、Checkout が始めやすい
- Connect機能 で C2C 決済が可能
[Session 4] Stripe初心者の私と管理画面とベトナム
最後に、ネオラボ プロジェクトマネージャーの中山さんから
雑感
- kintone と Chatwork を連携サービスに決済部分をStripe
- プロジェクト単位でアカウント管理ができるが、各アカウント横串にした全体を管理できる機能があると良い
- アカウントマネージャー、開発者、ビジネスオーナそれぞれの権限設定が可能
- Connect で身分証明が必要(振り込め詐欺対策)
関連URL
– JP_Stripes | Facebookグループ
– 2018/04/10開催 JP_Stripes in サッポロのツイートまとめです。 – Togetter
まとめ
前から Stripe については興味があったので、とても勉強になりました。
個人的には、サブスクリプション課金の実装がこれまでと比較して大幅に負担が減っているので、比較的導入が容易だと思いました。
次回は7月ころ開催なので、楽しみです。